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口ゴボ・出っ歯

東川口矯正歯科

口ゴボ・出っ歯について

上の歯や上あごが前に出ているいわゆる出っ歯の状態を歯科では「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」といいます。

上顎前突には、歯が前に出ている「歯性上顎前突」と上あごが前に出ている「骨格性上顎前突」があります。
口ゴボ・出っ歯について

口ゴボ・出っ歯による影響

1.虫歯や歯周病になりやすい

歯が出ていると、お口が閉じにくく口呼吸になりやすくなります。

口呼吸の場合、唾液による自浄作用(お口の中を洗い流す作用)がうまく機能せず、乾燥状態になり、お口の中の細菌の数が増えて虫歯や歯周病になりやすい状態になります。
虫歯や歯周病になりやすい

2.口元の突出感や横顔への影響

・口元の膨らみが気になる
・横顔が気になる
・歯が出ているのを人に見せたくない
・笑うと歯が見えるので口元を隠して笑う
・笑顔を見せることに抵抗がある

など、見た目に自信が持てずにコンプレックスやお悩みになることがあります。
口元の突出感や横顔への影響

3.しっかり噛めないことで消化不良に

かみ合わせが前にズレていることで出っ歯になっているケースであれば、かみ合わせの悪さから食べ物をよく噛めないことも。そのような場合には、消化器官に負担がかかり、消化不良を起こすことがあります。

しっかり噛めないことで消化不良に

4.前歯を打つ可能性が高くなる

歯が出ている方は転んだときに前歯を打ってしまう可能性が高くなります。とくにお子様の場合は、大人に比べて、転んで前歯が欠けたり折れてしまうことが多くなります。

前歯を打つ可能性が高くなる

治療例

症例情報

主訴 前歯の前突感が気になる
診断名 上下顎前歯の唇側傾斜を伴う上下顎前突症
年齢 20歳
治療に用いた装置 マルチブラケット装置
抜歯部位 上顎左右4番、下顎左右4番
治療期間 36回、3年半
治療費用 880,000円
リスク・副作用
  • ブラケット装着によるカリエスリスクの上昇

口ゴボ・出っ歯になる原因

口ゴボ・出っ歯になる原因は、先天的な原因と後天的な原因の2つに大きく分けられます。

先天的な原因

骨格や歯の問題

上あごが過度に成長していることや、下あごの劣成長や後退などの骨格の問題や、顎と歯の大きさのバランスによって出っ歯になります。
骨格や歯の問題

後天的な原因

奥歯のかみ合わせのズレ

奥歯のかみ合わせが前方にズレることで、出っ歯になることがあります。
奥歯のかみ合わせのズレ

悪習癖

小さなお子様の場合、うつ伏せで寝たり、机に顎を置くなどの習癖があると下あごの成長が妨げられ、劣成長や後退の原因となります。

悪習癖

舌やお口まわりの機能不全

出っ歯の方は、お口を自然に閉じることが難しく、日常的に開いている状態に。唇は、前歯が前に出ないように抑える役割がありますが、それが機能しにくくなります。

また、お口が開いていることで本来であれば、上あごについている舌が下がりやすく、舌で前歯を押し出してしまうことにつながります。
舌やお口まわりの機能不全

幼少期の指しゃぶりや爪かみ

指しゃぶりの指で歯が前に押されたり、指を吸うときに頬に力が入るため、その力によって歯並びのアーチが狭くなってしまうことがあります。

3歳以降でも習慣的に指しゃぶりを続けていると、歯並びに影響がでるといわれています。
幼少期の指しゃぶりや爪かみ

治療方法

かみ合わせを改善する顎間ゴム

上下の矯正装置に「顎間ゴム」というゴムをつけて、斜めに引っ張り合うことで奥歯のかみ合わせを改善したり、正しいかみ合わせに整えていきます。

歯と歯の間を削るIPR

歯が出ている量が軽度の場合や歯の大きさが基準値よりも大きい場合には、歯の表面を削って整える「IPR」をおこない、歯を引っこめるためのスペースをつくります。

一か所につき、0.1mm~0.3mmほどの量を削る処置で、ケースに合わせて削る量を判断します。

歯を抜く

歯を削る「IPR」では歯が出ている量をカバーできない場合(基準値を超えて歯が出ている場合)には、小臼歯を抜いて、そこに出来たスペースを利用して前歯を引っ込めます。

外科矯正

骨格の問題が大きい場合には、歯列矯正だけで改善することが難しいため、外科処置を併用する「外科矯正」をおこなう必要があります。

口ゴボ・出っ歯にお悩みの方へ

口ゴボ・出っ歯にお悩みの方へ

出っ歯や口ゴボの方は、このようなお悩みを持たれているでしょう。矯正治療をおこない、歯並びが整うことで口元がスッキリした印象に変化し、コンプレックスを解消することができます。

さらには、お口が閉じやすくなることで鼻呼吸を促し、免疫力の向上などが期待でき、理想的なかみ合わせを得ることでしっかり噛めて、体の健康促進につながります。

見た目の改善だけでなく、歯やお口の機能性を高めることで、より健康に過ごせるよう歯列矯正をはじめませんか。